スタートガイドブックを書いたりしたので、発売日からかなりみっちりとApple Watchを使ってきた中筋です。
鳴り物入りで登場したApple Watchですが、発売時の騒ぎは一段落でいまではだいたいどこもですぐ購入できるようですね。
２カ月弱、実際に使ってみての感想を書いてみたいと思います。
・普通に腕時計。
時間がわかります（笑）。ただし毎日充電んしなくちゃならない厄介な時計ですが。
・バッテリーの持ちは、だいたい１日半。
フル充電から２日間持たせたいと思ったら、省電力モードにしておくことをお勧めします。
省電力モードにするのは寝るときや手元にiPhoneを置いておけるデスクワークのときなどがチャンスです。
・活動量を測る「アクティビティ」機能はとてもいい。
しゃかりきに運動するわけでない、私のような人間にはぴったり。
仕事柄、気をぬくと一日中座ってて、ほとんど体を動かしていない日があるのですが、そういう日にいかに消費カロリーが少ないかがよくわかります。
・電話の取り損ないが激減。
以前はカバンの中や机の上に置いてあるときに電話がかかってくると、気づかないことも多かったのがほとんど取り損なうことがなくなりました。
・アプリはあまり使わない。
いまのところ、これというアプリを見つけられていないので、わざわざ起動してアプリを使うものがありません。でも、「Mac ID」のように自動で起動して利用できるものはものすごく便利です。こういった類のアプリがどんどん出てきてくれると嬉しいですね。
「MacID」について、林さんの記事。
http://nobi.com/jp/entry-1233.html
まとめとしては、
腕につけるウェララブルデバイスはこれまで、10本以上試してきましたが、いずれも壊れたり飽きたりして使わなくなっています。
Apple Watchはまだまだこれからのガジェットではありますが、思った以上に私の腕にしっかり収まっていて長く使えそうな気がするのは、さすがアップル。
私の書いた「Apple Watchのすべてがわかる本」はいわゆる速報本なので、基本的な機能紹介と使い方にちょっとしたチップスの紹介にとどまっていますが、秋以降に「WatchOS 2」が出るのでそのときのApple Watchの進化には期待しています。
WatchOS 2で「ネイティブアプリ」（iPhoneが近くになくても起動できるアプリ）が登場するはず。
おそらくヘルスケアあたりのジャンルから非常に利用価値が高いアプリが登場するのではないかと睨んでいます。
WatchOS 2が出れば当然内容が古くなる拙著ですが、その前に押さえておきたい情報は網羅できているかと。
最近Kindle版も登場しましたので、よろしかったら読んでみてください！
