スマホケースメーカーがスマホを作ると……こう来たか!「NuAns NEO」


IMG_5069これ以上スマホを買うと家族に怒られる中筋です。
トリニティーさんのブランド、NuAnsからスマートフォンが登場したので発表会に行ってまいりました。
トリニティーといえば「Simplism」といったスマートフォンケースの一大勢力ですが、ついになんとスマホ本体を開発、発表してきました。
その名も「NuAns NEO」。トリニティーがネオってどこのマトリッ(略。
最新のWindows 10 Mobileを搭載したSIMフリー端末です。
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聞くと、今年に入ってからプロジェクトが始動(トリニティーの社長、星川さんの中では構想はずっとあったそうです)、1年以内に発売に持っていくそのスピード感がすごいです。
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10月にあった最初の発表の時点で気になっていたので、実物を見られる機会に駆けつけたわけですが、持った感じは非常にいい感じで「これで、39800円プラスケース代ならいいじゃない(いや、スマホ買ったら怒られるって)」と思いました。
発表会のプレゼン内でも説明がありましたが、本体厚みが11.3ミリなのは昨今のスマホでは分厚目。しかし、個人的には全然気にならない厚さで、むしろ持ってしっくりくる感じです。
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分厚いのは構わないけど重いのは嫌だなと思っていましたが実機を持ってみて、意外に軽く感じるぐらいの重量感でした(実際は150g)。
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NEOの最大の特徴は、交換可能な背面カバーに豊富なバリエーションが用意されていること。
背面上部と下部で別れたカバーが用意されていて、組み合わせ自由なので64通りのデザインが可能だそうです。
カバーには、木目のものや、手触りがすごく滑らかなスエードのものがあって付け替えるだけで雰囲気が結構変わります。
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個人的にいいなと思ったのは、GRAMASの革製カバー。
これも上下分割で組み合わせ可能で、そのパターン次第でちょっと他で見たことないスマホになります。
ただし、本物のクロコダイルやオストリッチ仕様なので、お値段は本体と同じぐらいかも(未定)とのこと。
もしそうでも、合わせてiPhone 6sぐらいなら有りだと思いました。
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デザイン担当TENTの青木さん曰く「画期的なのは、カバーに”NuAns”のロゴが入ってないものがあることです」。
確かに! カバー付け替えたらどこの携帯か、わからなくなってしまうこともあるけど、星川さんがそれでも構わないと言ったそうです。
カバーの3Dデータを公開して3Dプリンタで自作できる計画があるなど、最大の自由度を与えることで、「カバーを付け替えるカルチャー」を育てようという狙いがあると思われます。
さすがはケースメーカーさんと思わせる展開が今後もありそうです。
もともとWindows 10 Mobile端末としても興味津々だったのですが、今日の発表会でその姿を見て「これは手が出てしまうかも……(怒られる……)」となった端末でした。
11/30から、公式サイトで先行予約受付中ですね。
以上、「NuAns NEO」のファーストインプレッションでした。