スイスアルプスって実はハイヒールでも登れるんですよ。


矢野です。最後に登った山は、たぶん箱根山(東京都新宿区・標高44.6m)です。
TBS『世界遺産』の特集ページのインタビュー記事を執筆しました。

スイス・アルプス ユングフラウ-アレッチ

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スイス・アルプスの3つの名峰と、そこに流れるアレッチ氷河が今回の主役です。

アイガー、メンヒ、そしてユングフラウという、それぞれ特徴の異なる美しい山がつらなるユングフラウ山地。特に有名なのは、アイガー北壁と呼ばれる断崖絶壁で、これまでに65人の人がここで亡くなっているそうです。しかし、死者が出るほどの絶境だからこそ、人々は挑んでしまうのだろうなと思いました。

そんな厳しい自然が待ち構えるスイス・アルプスですが、実はけっこうなところまで鉄道で登れてしまいます。アイガーの山中に掘られたトンネルを走るユングフラウ鉄道は、標高3454mのユングフラウヨッホ駅まで通じています。このトンネル、何と100年以上前に開通したものだというのですから、たいへんな工事だったはずです。おかげで今でも、お年寄りも、子どもも、ハイヒールを履いてアルプスにやってくる登山をなめくさった女性も、ユングフラウを間近に望む場所まで行けちゃうというわけです。

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またスイス・アルプスのもうひとつの主役、アレッチ氷河の話も出てきます。氷河の表面に見える、車線のような2本の線。その正体についても話を聞きました。

放送は、来年の1発目、2017年1月8日(日)18時からです。